NHKのテレビ番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」で放送されていた脳科学者・茂木健一郎さんの脳を上手に活用した記憶術・暗記法についてまとめてみました。記憶や暗記が苦手な学生・社会人の人は参考にされてみてはいかがでしょう。
外国語など新しい言葉を覚える時、テキストをノートの横に置き、声を出して読み上げながら、何度も文字をノートに書き出すとよい。
これには科学的根拠がある。長期記憶を入れておく側頭連合野(そくとうれんごうや)は、見たり聞いたり触れたりという五感を司る部分でもある。
自分の声を聞き、自分の手で書くことで側頭連合野は活性化され、長期記憶が定着しやすくなる。

側頭連合野は五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚を)が情報として集合するところ。様々な感覚の情報が合流することによって、記憶が強烈に蓄えられるようになる。
それはまるで1本の矢だと折れてしまうが、5本の矢だと折れなくなるように。
つまり、同時に色々な情報を集合させた方が記憶は定着する。
言葉は主に脳の左側で扱うので、英単語を一生懸命覚えているような時は、左側の側頭連合野の方が右側よりも活性化する。
この時に大事なポイントは、書き写す時にテキストを一旦伏せ、その言葉を思い出しながら書くこと。これによって、「これを覚えろ」という信号が脳に出る。すると、情報は記憶されやすくなる。

つまり、海馬(短期記憶)から側頭連合野(長期記憶)への情報の移動が起こる。
この勉強法のコツは、なりふり構わず声を張り上げ、体全体で行うこと。その姿はとても人には見せられない。そこで「鶴の恩返し勉強法」と名付けた。
茂木健一郎さんは学生時代からこの暗記法を使っているという。
では、この方法を使えば、英単語をスラスラと覚え、英語ができるようになるかといえば、これだけは足りない。
英単語を覚えるということに限ればある程度のレベルまでいくかもしれないが、言葉というのは単語を覚えるだけでない。
はやり、「生身の人間と会話する」ということがすごく大事。実際に英語を使って会話するという場数を踏むことが大事。
暗記力をアップするには声を出す、体を使うなど、五感を集合させて様々な感覚の情報が合流させる。
書き写す時は自分の頭の中でその言葉を思い出しながら書くようにすると、短期記憶から長期記憶への情報の移動が起こる。
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